娘が、走って帰ってきた。
傷のこと、小学校で何かいわれてないかと心配していたのに、
にっこにっこ笑いながら帰ってきた。
知らない先生、知らない子が、話しかけてきてくれる。
「だいじょうぶ?」と心配してくれる。
と、うれしそう。
子供は、すごい。
きっと、大きなガーゼをはっている娘に、どうしたの?と声をかけてくれる。
大丈夫?と心配してくれる。
きっと、たくさんの声が娘には、うれしく感じれたのだろう。
そうやって、日々元気になっていくね。そして傷も日々治っていくね。
子供を持ち、子供に起こったよくないこと(風邪や、病気などなど)は、
すべてかわってやりたいと思う。
痛みなら、私が受けようと思う。
自分が子供だった頃には、考えもしなかった。
今回のことで、両親に言えた事があった。
「今まで、いろんな心配をかけてごめんね。ありがとう」両親が微笑んだ。
みんな親になってはじめて気付くことがある。
そして、それは順番に訪れるものなんだろうなぁ・・・